変わりゆく時の中で、人々の思いもより何かに急かされるような時代になっている。
音楽は切り取られ、あらゆる音楽が数分という枠組みの中で分割理解されていく時代だ。
しかし、その考えは徐々に変わりつつあるのではないだろうか。
それらが、たとえ人知を超えた有能なものの一部であったとしても、私たちは、やはり、ストーリーがなければ、やはり、その一部の有能なものを見てももはや、何も感じなくなってきてしまっているし、その空虚さに気付き始めている。そう。この時代は終わりを告げる。悪い意味ではない。それもまた、一つのストーリーであるのだから。
そして、新時代が開かれる。
音楽は切り取ることなどできない、という一つの結論に私は戻ってくると信じている。
今、それを体現しているバンドが存在する。
そう。あの名傑、Philippe Giordanaの死を乗り越え、見事に新たな息吹を芽吹かせた、このFairyLandだ。
何度も、憂き目にあっては大復活しているこのバンドもいよいよ、Classicレベルのバンドとなってきている。
しかしそこにあるのは、Philippe Giordanaの音楽思想を飛び越えた、なにかその次を感じさせてくれるパワーと無限性に満ち満ちためくるめく和声展開だ。
投稿者:OLBAID(2026.09.24)
